ア行
上げ落ち(あげおち)
タオルの表面と裏面それぞれのパイルを「上げる」か「下げる」かでデザインを表現します。
凹凸があり立体感があるので、1色の糸でもデザインを表現する事ができます。高級感と上品さのある仕上がりが特徴です。
カ行
ガーゼ
綿糸の目を粗く織られたもの。パイルの無い織りですが、やわらかく、ふわふわした肌触りです。薄く軽く通気性が良く乾きやすいことも特徴です。デリケートな肌の赤ちゃんにも安心の肌触りです。特徴を活かし、夏の時期にはガーゼハンカチとして使われています。
顔料プリント
顔料インクを使用して生地の表面にだけ色をのせます。にじみの少ない仕上がりになるので、染料プリントと比べ細かい絵柄の再現が可能です。インク自体が少し固めのインクですので、濃色のプリントの場合は仕上がりが硬く感じます。
【関連用語】染料プリント
サ行
シャーリング
タオル表側のみ、パイル生地のループの頭部分をカットしたもの。カットした分吸水性に劣ります。表面を平にしているので、インクをのせやすくプリントのタオルに向いています。
べロアのような肌触りで、パイルと比べて引っかかりにくい。

ジャカード
タオルを織る前に染色した糸を使い、ジャガード織り機で織ってデザインを表現したタオルのことです。
複雑に織り上げて模様を作るので、しっかりと厚みがあり、高級感のある仕上がりが特徴です。
染料プリント
染料インクを使用して生地の奥まで色を染み込ませます。光沢のある発色で風合いが良く、柔らかい手触りが特徴です。
柔らかい風合いを保てる反面、少し滲んでしまいますので、細かいデザインの場合は表現する事がむずかしいです。
【関連用語】顔料プリント
双糸(そうし)
2本の糸を撚って1本にしてあるもの 例)20/2 → 20番手の双糸
【関連用語】単糸(たんし)
タ行
単糸(たんし)
紡績した1本のままの糸 例)20/1 → 20番手の単糸
【関連用語】双糸(そうし)
ナ行
ネーム
洋服などについているブランド名が入ったタグのこと。糸で織るものと、プリントするものの2種類があります。
【関連用語】品質表示
熱転写
昇華型インクを専用の転写紙に印刷し、転写紙を高温で熱転写(プレス)してタオル生地などに印刷する方法。
撚糸(ねんし)
糸を1本または2本そろえて撚(よ)りをかけた糸。
【関連用語】撚(よ)り
ハ行
パイル
一般的に家庭でよく使われているタオルの生地。たての糸がループ(輪)になっていることをパイルという。
ループがタオルのふわふわとした肌触りにし、保温性・保湿性・吸水性に優れています。
番手(ばんて)
糸の太さを表す単位。タオルは一般的に20番手(ニマル)から40番手(ヨンマル)の糸で作られており、数字が大きくなると、糸は細くなります。
【関連用語】匁(もんめ)
品質表示
組成表示や洗濯方法が記載されたネームのこと。
【関連用語】ネーム
ヘム
タオルの生地を横向き(横長)に置いたときの左右の縫製の部分
【関連用語】ミミ
マ行
ミミ
タオルの生地を横向き(横長)に置いたときの天地の製法の部分
【関連用語】ヘム
無撚糸(むねんし)
撚(よ)りのない糸のこと。繊維間に空気を沢山含んでいるため、糸がふんわりとしています。
柔らかな肌触りと、見た目のボリューム感に比べて軽いのが特徴です。
メロー巻
生地の端の始末(ほつれ防止)の方法の一つ。処理には様々な種類があります。
匁(もんめ)
匁(もんめ)とはタオルの生地の厚さ・重さを表す単位です。1匁 = 約3.75g、1000匁 = 1貫(3750g)
通常、タオルの単位は1ダース(12本ごと)で計算します。フェイスタオルでは、200匁(750g・1枚62.5g)がタオルの標準的な重さと言われています。この値が高いほど、生地の厚さが厚くなり、同じタオルのサイズでも吸水性や感触が異なってきます。
【関連用語】番手(ばんて)
ワ行
ワッフル
お菓子のワッフルのように、でこぼことした独特な風合いの織りです。
サラッとした肌触りで、吸水性もよく、乾きやすいです。糸が抜けにくいことも特徴です。
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